子育ての悩み…その５『習い事が続かない』
こんにちは！
いつもありがとうございます。
気学鑑定士の『知世』です。
私の子育ては
遙か昔に終わってしまいましたが、
つい最近『子育てセミナー』の
お手伝いをさせて頂いたので
昔を振り返って
その体験をシェアさせて頂いてます。
…
今回は第１子、長男の話です。
幼稚園の年中さんの時
ピアノを習い始めました。
一応本人の意思を聞いてから
だったと思いますが、
何となく
皆んなが習うから
自分もやってみようか？
こんな感じだったと思います。
最初は良かったんです。
楽しそうにやってました。
でも、そう
半年くらい過ぎた辺りでしょうか？
ピアノに連れて行こうとすると
玄関で『行きたくない』
と言い出します。
それでも数回は
無理やり行かせましたが、
毎回の玄関での押し問答。
私もそのうち
負けてしまい
とうとう、
休ませてしまったんです。
１回休んでしまうと
もう歯止めが
効かなくなってしまいます。
その後
２度と気持ちを立て直す事が出来ず
辞めてしまいました。
この時
私の中では挫折感が芽生えました。
母親の私が
上手に子供を誘導出来ないから
そうなってしまったのか？とか
もっと復習をさせていれば
続いたのかもしれない？とか…
でもその時の
主人の意見は違いました。
『本人が嫌がってるなら
無理やりやらせても
１つも良い事なんて無いだろ！』
『辞めさせて正解だね』
こんな感じでした。
主人のこんな意見には
理由があります。
彼は全然好きでもない習字を
小学校１年生から
高校２年生まで
親の強い希望で
習い続けた暗い過去があります。
特に高校生になってからは
本当にイヤで
サボる事ばかりを
考えていたそうです。
そんな気持ちでやっている事が
大成するはずもありません。
良かったと思えるのは
祝儀袋の名前を
恥ずかしく無い程度に
書ける事くらいだ、なんて言ってます。
…
長男の話に戻ります。
その後も
小学校、低学年の時に始めた
サッカー少年団にも
挫折してしまいました。
その時は
同じ学年の父兄の方から
私がお叱り（お説教）を受けました。
『子供が辞めたいと
言ったからって』
『親がホイホイ辞めさせてどうするの？』
『何をやっても続かない子に
なっちゃうわよ』
こんな内容の話だったと思います。
私は
本当にそうだよね？と思いながら
黙って頷きながら聞いていました。
確かに
この方の意見は正論です。
でも主人の意見も
間違いではありません。
子育てに
正解なんて無いんですから…
…
そんな長男も
中学生の時は
バスケットボールや塾通い。
高校で陸上、
大学ではバスケのサークル、と
どれも引退まで
やり続ける事が出来ました。
もちろん
仕事も継続出来ています。
大人になってから
聞いた話ですが…
『サッカー少年団を辞めた事は
自分の初めての挫折だった』
と言うんです。
『その経験があったから
その後の色々な事に
諦めずに続ける事が出来たんだよ！』
なかなか泣かせてくれる話です。
本当に
人生に正解なんて無いんですね？
その経験を
糧に出来るか出来ないか？
ポイントは
そこにある様な気がします。
今日も最後まで
お読み頂きありがとうございました。
