暑い夏こそゴーヤ(苦瓜)を食べよう!
こんにちは!
気学鑑定士の『知世』です。
いつも、ありがとうございます。
最近は、ハウス栽培の物を
春頃から見かける事もありますが
やはり、『ゴーヤ』と言えば
夏の食べ物です。
ここ10年ほどは関東でも
家庭栽培する方が増えて来ました。
緑のカーテンを作って日よけにして
おまけに収穫が出来れば一石二鳥です。
私も5年続けて栽培しています。
ですが、今年は雌花が咲きません。
だから、当たり前なのですが
収穫も今のところゼロです。
7月は天気の悪い日が多く
日照不足だったので仕方がないのですかね?
ベランダ栽培だし!
高さはベランダの天井に届くほど成長しました。
育ってくれてるだけ有難い、って感じです。
… と言う事で今回は
『ゴーヤ(苦瓜)の豆知識』です。
ウリ科の植物で
原産地はインドと言われています。
雄花、雌花の花が咲き
雌花に実が成ります。
東南アジアでは
健康作りに欠かせない野菜で
日本では沖縄、九州で栽培されて来ました。
栄養素としては
ビタミンC、カリウム、鉄分
苦瓜は味は苦く『寒性』で
体にこもった熱を収めてくれる為
『夏バテの解消』に良い食べ物です。
他にも
『炎症を回復する作用』
苦瓜に含まれている成分が
マクロファージ(体の中のお掃除屋さん)の
活性を促進し
免疫力を高めて炎症を収めます。
『血圧の降下作用』
苦瓜の汁に降血圧の効果が認められ
その有効率は80%にも
達していると言われています。
『血糖値の効果作用』
ゴーヤに含まれる
脂溶性物質、チャランチンが
インスリンの分泌を良くするそうです。
『流産誘発作用』(これは知らなかった)
妊娠中の方は注意が必要です。
ゴーヤに含まれる成分キニーネが
早期、中期の流産を
引き起こす作用があると言われています。
…
『ゴーヤを陰陽説で考えてみる』
陰陽説とは
『世の中の全ての物は
陰と陽で成り立っている』
と言う考え方です。
陰陽を表す太極図を見ると分かりますが
陰の中にも陽が存在し
陽の中にも陰が存在します。
このバランスは常に変動し、時には
陰が極まると陽に変わり
陽が極まると陰に変わる事もあります。
人間の体の陰陽バランスも
自然界のエネルギーの
サイクルやリズムに従って変化します。
『陰』は秋から始まって冬にピークとなり
春から始まる『陽』は夏にピークとなります。
今は夏なので『陽のエネルギー』が
ピークになっています。
夏に収穫される苦瓜の性質は『寒』
『暑さ、濃い味、脂っこい物、お酒』
などの、体の熱生に対する邪気を防ぎ
清涼感をもたらせてくれます。
今の季節に
とっても良さそうな野菜『ゴーヤ』ですが…
食べ過ぎには注意してくださいね。
何事も『過ぎたるは及ばざるが如し』です。