自己愛を育てる…その４『ほどほどが良いんじゃない？』
こんにちは！
気学鑑定士の『知世』です。
いつもありがとうございます。
『えっ？』
『自己愛ってあればあるほど
良いんじゃないの？』
こんな言葉が聞こえて来そうです。
これは
人によって意見が分かれる所でしょうが…
私としては
『過ぎたるは及ばざるが如し』
この言葉が直ぐに
思い浮かんでしまいます。
（全てに当てはまる訳ではないですけど）
この言葉は
『物事の程度を超えた行き過ぎは
不足している事と
同じくらい良くない事である』
と言う意味です。
まさに自己愛も
バランスが大切なのではないでしょうか？
…
自己愛とは…
自分を好きになる気持ち、
自分の事を認めてあげられる気持ち、
自分も満更ではない、と思える気持ち。
これが
強すぎる人の事を
『ナルシスト』と呼んだりします。
神話の中に出て来る
『ナルシス』は
水面に映る自分の姿に恋をして、
口づけをしようとして
溺れ死んでしまいます。
この事から
うぬぼれが強い人の事を
こう呼んでいる訳です。
まぁ、ナルシスト程度なら
そこまで人に迷惑をかけないかも
知れませんが…
度を越している人の場合
人に煙たがられたり
悪くすると
人が離れて行ってしまい
孤独になってしまう事もある様です。
…
自己愛が強い人の特徴は
自分以外の人の事を
考える事が出来ません。
・何時でも自分が正しい。
・人の意見を聞こうとしない。
・根拠の無い自信を持ち過ぎている。
・他人の気持ちに共感出来ない。
・他人の感情に無頓着。
・常に自分が１番でないと気が済まない。
・損得感情で生きている。
などなど
ある訳ですが…
思い当たる節はありますか？
家族に愛され信頼され
仲間や友人にも恵まれているなら
自己愛は十分に満たされ
それを
他者にも分け与える心の余裕が
出来るはずです。
でももし
あなたが人間関係で悩んでいたり
孤独を感じているなら
この自己愛のバランスを
心がけてみる必要が
あるのかも知れません。
…
本来人間は
自分の事を愛さない人は
ほとんどいません。
上手く出来なかったり
程度の差があるだけです。
そう
誰だって自分が可愛いです。
ただ、これが強すぎると
自分可愛さの余り
ワガママになってしまったり
他人の気持ちを
踏みにじってしまったり…
自分さえ良ければいいと
他人の気持ちに
頓着しなくなってしまいます。
こう言う人は
人との会話でも
直ぐに自分の話題に持って行く事が
多いのではないでしょうか？
もしあなたに
心当たりがあって
直したいと思うのであれば、
まず
人の話を聞く事から始めてみましょう！
自分の事を話したくなっても
グッと我慢してみてください。
無意識に話出してしまった時は
短めに切り上げ、
話を相手に振ってみる。
他人の話に興味を持つ事が
出来る様になれば
共感スキルも自然とついて来るものです。
