こんにちは!
気学鑑定士の『知世』です。
いつも、ありがとうございます。
『ギー』とは、バターから
(本場ではミルクから発酵バターを作る過程も加わる)
不純物を取り除いた純粋な乳脂肪の事を言います。
燃やすと綺麗な青い炎が出て
『完全燃焼する』
ただ1つのオイルとも言われています。
その歴史は古く
インド大陸を中心とした
南アジアで昔から作られ
食用、マッサージ、祭事のランプの燃料など
生活の中に溶け込んだ存在なのだそうです。
『アーユルベーダ』とは
3000年以上前にインドで発祥し
世界的にも歴史の古い
医療体制の1つです。
そのアーユルベーダ療法では
ギーを使って
胃腸機能の改善、目や肌の健康増進の他
学習能力や記憶力までも
高める効果があると言われています。
私が最初に出会った
アーユルベーダーの物は目薬でした。
その目薬は『カトラミデ』と言って
アーユルベーダが好きな人にとっては
かなり有名な目薬です。
さすと涙がポロポロ流れ出す…
でも、なぜかクセになる不思議な目薬です。
目の痒みにも、インドの目薬『カトラミデ』 - kaiun7864’s blog
(良かったら、こちらも覗いてみてください)
ギーの事は、
この目薬を購入したお店の
ホームページで知りました。
そこには、作り方も載っていたので
それからずっと我が家では
手作りギーを楽しんでいます。
…
では、材料から
・無縁バター
(出来ればグラスフェットバターが良い)
・鍋
(テフロンなど表面に加工してある物は
避けた方が良いと思います)
・木ベラ
・ガラスの保存容器
・ステンレス性のザル
・キッチンペーパー
・お餅を焼くアミ(あれば使いたい)
『超簡単、作り方』
・鍋にバターを入れます。
分量は量りませんでしたが
これ、400グラムくらいあるのかな?
(すみませ〜ん!何時も適当なもんで…)
・バターが溶けるまでは中火で熱します。
・バターの形が無くなったら少し弱火にして
水分を飛ばして行きます。
大きい泡がブクブク立って来ます。
すると表面に白いアクの様な不純物が浮いて来ます。
・大きい泡が細かい泡になって来たら
一番小さい弱火にして
アミをコンロと鍋の間に挟みます。
・30分〜40分コトコト煮ます。
この時、不純物が焦げない様に注意が必要です。
私が見た、ギーの作り方には
『木ベラでかき混ぜない方が良い』
と書いてありましたが
性格上
じっと、見つめてるだけなんて
到底、できる気がしないので
何時も、優しく、ゆっくり
鍋底を撫でる様に
木ベラを動かしてしまいます。(ダメなのかな?)
鍋の底が見えるくらい
透明になれば出来上がりです。
・ザルにキッチンペーパーを乗せて
漉して行きます。
この他に
鍋の底にも残っているので
沢山のカスが取れた事になります。
この不純物が取り除かれることにより
『乳製品のアレルギー
ガゼイン不耐性の人たちにも
食べて大丈夫なオイルに変わる』
と言われていますが
その場合、少量から試してみる事をオススメします。
綺麗な黄金色になりました。
ガラスの容器で保管しましょう。
熱が全て 取れるまではフタをしないでくださいね。
以上
作り方は超シンプルなので
ゆったりした気持ちで取り掛かれれば
上手に出来上がると思います。
…
最後に、
ギーに含まれている代表的な成分を
効果別に挙げてみます。
『ダイエットの効果を期待できる物』
・中鎖脂肪酸
(エネルギーに変化しやすく
脂肪の分解、燃焼そくす)
・短鎖脂肪酸
(腸内の環境を改善する効果を持つ)
・共益リノール酸
(脂肪の分解、燃焼をそくす)
『免疫機能を向上させる効果のある物』
・ブチル脂肪酸
(ビフィズス菌などの善玉菌を増やし
免疫細胞『ヘルパーT細胞』を増やしてくれる)
『栄養』
・ビタミンA D E
ダイエットに良さそうな感じが
プンプンしますが
だからと言って
食べ過ぎない様にしてください。
『手作りなんて面倒だわ』
と言う方は
通販でも色々な商品が選べるので
ぜひ1度、試してみては如何でしょうか?
今日も最後まで
お読み頂き、ありがとうございました。