『おからテンペ』の作り方
こんにちは!
気学鑑定士の『知世』です。
いつもありがとうございます。
手作りテンペは
とても美味しいです。
時間がある時に
大豆の皮を剥いて(これが面倒)
せっせと作って食べています。
今回は、
『おから』で『テンペが作れるか?』
これに挑戦してみたいと思います。
家に
大豆の在庫が沢山有る為、
『おから』から手作りしてみましたが、
もちろん、市販のおからで全然大丈夫です。
『おから』の作り方
1)大豆を良く洗い、水に漬ける。
大豆100gに対して
水は400cc
お酢を少量入れる。
(微生物の増加を抑える効果)
漬ける時間の目安
冬…24時間
春、秋…15時間
夏…6時間
こんな風にふっくらします。
2)つけ汁は捨て、
新しい水を入れる(豆乳が酸っぱくなってしまう為)。
大豆を撹拌器かミキサーで砕く。
3)砕いた大豆を
汁ごと鍋に入れる。
弱火で10分ほど煮る。
この時
焦げ付きや吹きこぼれに注意する。
4)大き目のボールに
さらしの布か、手拭いをひく
(布が無い場合は、
ボールの上にザルを置いて、
その上にキッチンペーパーをひく、でもOK)
5)そこへ、茹でた大豆を流し込む
熱い内に絞る。
その時、
火傷に注意して下さい。
『おから』と『豆乳』の出来上がりです。
……
『おからテンペの作り方』
1)フライパンにおからを入れ、
そこにお酢を少量入れて混ぜる。
2)炒る。
これは水分を飛ばす為です。
焦げ付きに注意して下さい。
水分が残っていると
水っぽいテンペになってしまい
美味しくありませんので注意してください。
3)フライパンに入れたまま
40度位まで冷ます。
4)お皿にテンペ菌と片栗粉を
混ぜて作っておく。
(使う容器や道具は消毒しておく)
タネ菌の量は
おから200gに対して1g。
片栗粉はテンペ菌の10倍。
満遍なく菌を絡ませる為に粉の量を増やす。
(テンペ菌はかわしま屋と言う所で
20g800円位で購入しました)
5)40度位に冷めたおからを
容器に入れて、
作って置いた粉を混ぜます。
☆おからをギュっと詰め込まない事。
箸とかで隙間を作っておくと
その空いた所もまたテンペ菌で白くなります。
夏は、ビニール袋に入れて
そのまま放置しても作れます。
今回は、ヨーグルトメーカーを
使用しました。
呼吸が出来る様に
蓋をほんの少しずらします。
☆容器で作る場合
量は少ない方がよく発酵します。
(高さが少ない方が発酵しやすいです)
ビニールで作る場合は
ヨウジで所々穴を開ける。
6)30度で25時間発酵させ、
表面が白い菌に覆われたら
出来上がりです。
切るとこんな感じです。
『おから』でも、
ちゃんと発酵してくれて嬉しかったです。
でも1つ疑問が残ります。
普通のテンペを作る時
皮を剥かないで作るとどうなるか?
試した事がありますが、
見事に失敗しました。
雑菌が入ったらしく
変な色に変色しました。
何故皮が沢山入っているおからで
それなりに作れるのでしょうか?
…
興味のある方へ
『普通のテンペの作り方』
1)大豆をよく洗い水に漬ける。
お酢を少量入れる。
(微生物の増加をおさえる為)
漬ける時間の目安
冬…24時間
春、秋…15時間
夏…6時間
2)大豆の薄皮を剥く。
小粒大豆は美味しいけど、大変です。
時間が掛かるので普通の大きさの大豆でもOKです。
3)皮を剥いた大豆を
少量のお酢を加えた
たっぷりの水で煮ます。
私は圧力鍋を使用、
ピンが上がってから10分煮ました。
(指で挟んで押すと潰れるくらい)
4)煮上がった大豆をザルに受けて
表面を乾かしながら
40度くらいまで下げます。
5)お皿にたね菌と片栗粉を混ぜて作っておく。
(使う容器や道具は消毒しておく)
たね菌の量は大豆の200分の1
大豆200グラムに対して1グラムです。
片栗粉の量は、たね菌の10倍。
大豆に満遍なく絡ませる為に
粉の量を増やすのだと思います。
家に片栗粉が無かった為
ココナッツ粉を使用しました。
6)40度位に冷めた大豆を
容器に入れる。
☆容器で作る場合は乾燥大豆120gくらい迄が
適量です。
夏などは、
そのまま放置でも発酵するので
ビニール袋でもOK。
息が出来る様に
楊枝で所々アナを開ける。
今回は
ヨーグルトメーカーを使いました。
これも、
蓋を少しだけズラして使う。
7)作っておいた
たね菌を混ぜ合わせる。
まんべんなく、
行き渡る様にすると良いそうです。
8)30度で25時間くらい発酵させる。
9)白い菌に覆われて来たら出来上がりです。