韓国ドラマ、昔見たものを振り返ってみた、その１６『宮〜Love in Palace』
こんにちは！
気学鑑定士の『知世』です。
いつもありがとうございます。
韓国ドラマ、振り返りシリーズ１６
『宮Love in Palace』
２００６年韓国で放送
『韓国にまだ王室が続いていたら？』
と言う設定で作られた
Love in Palaceは韓国の少女マンガが原作です。
簡単なあらすじです。
王室では現王が病を患い
近い将来の
世代交代を余儀なくされていました。
芸術高校に通う
皇太子のシン（チュジフン）は
その地位を固める為の結婚を迫られ
学校では公認のカップルである
ヒョリン（ソンジヒョ）に
密かにプロポーズをするが…
彼女はバレリーナになりたい
と言う夢を諦め切れず
断ってしまいます。
一方、
シンと同じ高校のデザイン科に通う
チェギョン（ユンウネ）の家は
父親の借金のせいで
危機的状況になっていました。
そんな時、王室からチェギョンが
皇太子の許嫁であると言う連絡を受け
てんやわんやの大騒動に…
シンがヒョリンを好きな事を
知っているチェギョンは
最初その話を受け入れられませんが
家の借金がどうにもならず
渋々ながら結婚に同意する事に…
ところが
ヒョリンが心変わり！
そこにシンの従兄弟の
ユル（キムジョンフン）まで
加わって
さぁ、シンとチェギョンはどうなる？
…
シンとチェギョンの心のすれ違いが
もどかしくて可愛くて
ドンドン引き込まれて行きました。
このドラマで初めて会った
ジフン君ですが…
彼の立ち姿や歩く姿が
本当に綺麗で品があって…
見とれてしまったのを覚えています。
後の『魔王』の時もそれが際立って
ましたよね？
そして
ジョンフン君も私は初お目見えです。
ピンクのセーター姿が
メチャメチャ可愛かったな！
彼はチェギョンの心の隙間に
入れそうで入れない…
この時私の心は
完全に二股状態になってました。（笑い）
シンもユルもどっちも良い！
選べないよね！
そう思ったのは私だけですか？
…
このドラマの記事を書いていて
この方を思い出してしまいました。
（何時もと違いますが読んでやってください）
朝鮮王朝、最後の皇太子妃
梨本宮方子（なしもとのみや・まさこ）妃
大正５年
わずか１５歳の少女が
日本と韓国の架け橋として
皇太子妃に御成になりました。
朝鮮王朝、皇太子のウン殿下は
明治４０年に１１歳にして
日本に留学されました。
当時、日本は大韓帝国を
保護国としていたた為
この留学は人質とも言える訳ですが、
日本国はウン殿下を
日本皇太子と同等の扱いをしていた。
と書かれています。
こう言う形で
御成婚された御二人ですが…
本物の愛情を育てて行かれたとの事。
王子チン（シンと呼ばれていた）が生まれ
一家は初めて
祖国に帰る事になります。
方子妃のお母様は
チンを連れて行く事を
最後まで反対されましたが、
朝鮮側の強い要望に
押し切られてしまいました。
周囲の心配に反して
熱烈な歓迎を受け
色々な行事も滞りなく終わり…
出発前夜の事です。
チンが
青緑色の物を吐き続け
その３日後には
わずか８ヶ月の生命を
終えられてしまいます。
医師は急性消化不良と断定しましたが
多くの方は
毒殺に違いない、と思ったそうです。
その後
昭和２０年、日本が敗戦すると
皇族の身分を剥奪されてしまいます。
昭和３８年パク大統領政権の時
ウン殿下と方子妃は
大韓民国に帰る事になります。
その時ウン殿下は歩く事も出来ず
ベットに寝たまま
ソウルの病院に直行しました。
当時の
半日感情の激しさも相まって
国民の反感は
凄かったそうです。
ですが、
夫の死後も韓国に留まり
慈善活動に従事します。
平成元年８７歳で世を去った時、
韓国政府は
準国葬の扱いをし
韓国国民の多くが喪に服し…
方子妃の葬列は
１キロにも及んだと言う事です。
日本の皇族として生まれ
朝鮮王朝
最後の皇太子妃となられた方子様は
『韓国障害児の母』と呼ばれ
彼女の人生の使命を全うされたのです。
…
この話は
奇跡の夫婦愛スペシャルの第１夜として
フジテレビ系列で
２００６年に放送されました。
題名は
『虹を掛ける王妃』
菅野美穂さんと
V６の岡田淳一さんが演じています。
機会があったらご覧になってみてください。
では今日はここ迄に…
最後までお読み頂きありがとうございました。
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